IASBプロジェクト計画表について
2015-12-05

IASBプロジェクト計画表(2012年11月23日現在)において、MoU(Memorandum of UnderstandingIFRSと米国の会計基準(US GAAP)との間で識別された差異の合意)の動向が発表されています。
MoUプロジェクトの結果、
日本への影響が大きいと考えられる重要な差異として、

(1)財務諸表の表示と(2)収益認識があります。

財政状態計算書(日本基準の貸借対照表)、包括利益計算書(日本基準の損益計算書)、キャッシュ・フロー計算書(日本基準のキャッシュ・フロー計算書)において事業セクションについては、さらに営業カテゴリーと投資カテゴリーに区分することを求められています。

又、収益についても
「工事契約」の工事の進捗に伴い収益と費用を計上する工事進行基準の見直しも今後発生します。